つみたてNISAを始めたいけど、ちゃんと利益がでるのかしら?
毎月少額を積み立てても、意味があるのかしら?
実際につみたてNISAをやっている人の実績ってどうなの?
こんにちは、ロバート・カワサキです。
今回は、私が4年4ヶ月行っているつみたてNISAの実績を公開してみたいとおもいます。
つみたてNISAの概要、メリット・デメリットも併せて解説していきますので、これからつみたてNISAを始める方は、是非参考にしてみてください。
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こんな人に読んでもらいたい
- つみたてNISAに興味があるけど、利益が出るか心配な人
- 実際につみたてNISAをやっている人の結果を知りたい人
- つみたてNISAのメリット・デメリットを知りたい人
- つみたてNISAの概要を知りたい人
結論
- つみたてNISAで利益を出すことは可能
- つみたてNISAで年利4%~5%程度は十分狙える
つみたてNISA実績公開
ロバートカワサキのつみたてNISA実績は下記の通りです。
運用期間は4年4カ月です。
私のつみたてNISA実績です。
日本株・外国株式・新興国株式に分散投資をしています。
「eMAXISバランス8資産均等」はおまけ程度です。
4年4カ月のトータルリターンは、¥198,510です。
年間40万円が投資金額の上限のわりには、そこそこいい成績だと感じています。
年利で見た場合、約4%です。
つみたてNISA評価額推移
私がつみたてNISAを始めたのは、2018年10月です。
評価額の推移は下記のとおりです。
赤い折れ線グラフが、つみたてNISAの評価額です。
青の折れ線グラフが、対前月の評価損益です。
下落局面もありましたが、全体的に右肩上がりで評価額が推移しているのが分かります。
主な下落局面は、2020年2月~3月のコロナショックや、直近の2022年2月のオミクロン株・ウクライナ情勢緊迫による下落がありました。
最近つみたてNISAを始めた人は、いきなり下落に巻き込まれてショックかとおもいます。
ただし、長期的にみれば上昇が期待できるので、解約せずに継続することを強くお勧めします。
つみたてNISA概要
次につみたてNISAの概要をみてみましょう。
一覧にまとめると、下記のとおりです。
非課税枠
つみたてNISAの最大のメリットといっても過言ではない、非課税枠。
通常は投資信託などの金融商品を購入した際に、
利益が出た場合は売却時に20.315%の税金がかかります。
ところが、つみたてNISAの制度を利用すると、売却時の利益は非課税です。
(ただし年間40万円まで、総額800万円が上限という条件付き)
資産形成を考えている人は、この制度を使わない手はありません。
非課税期間
つみたてNISAは未来永劫に使える制度ではありません。
20年間と定められており、口座開設は2037年※までです。
ギリギリの2037年に口座開設を開始した場合、2056年までの20年間非課税枠を利用できます。
※追加情報としては、2024年につみたてNISAの法改正が行われ、口座開設が2042年まで延長される予定です。
対象商品
つみたてNISAで購入できる金融商品は限られています。
具体的には、金融庁審査済の株式型投資信託のみです。
つまり、ある程度安全性が高い金融商品しか対象になっていないのです。
つみたてNISAは国が個人の資産形成のために推奨している制度。いわば国策です。
投資初心者がハイリスクな商品に手を出して失敗しないよう、配慮しているのでしょう。
ちなみに一時人気が高騰したハイリスクなレバレッジ型投資信託、
iFreeレバレッジ NASDAQ100(通称レバナス)は、つみたてNISAでは購入できません。
つみたてNISAの注意点~非課税限度額
つみたてNISA非課税限度額については、注意が必要です。
それは、年間の非課税枠40万円は翌年に繰り越せない。という点です。
たとえば今年、積立NISA枠を使って10万円の投資信託を購入します。
年間の非課税上限枠は40万円なので、計算上は30万円分の非課税枠が余ります。
では、来年は年間非課税枠40万円+あまりの30万円=70万円の非課税枠を使えるか?
答えはNOです。
前年度のあまり非課税枠は繰り越しができないので、気を付けましょう。
年間の非課税枠を最大限に利用したい人は、40万円分を使い切りましょう。
つみたてNISAの始め方
つみたてNISAについてご理解いただけたでしょうか。
「私もつみたてNISAを始めたい!」と思い立ったが吉日。
すぐにスタートしましょう。
具体的に下記のステップでつみたてNISAを始められます。
ネット証券で口座開設
証券口座を持っていない人は、新たに証券口座を開設しましょう。
証券口座の中に「つみたてNISA」口座枠を設定します。
店舗型の証券会社や銀行は、つみたてNISAで購入できる投資信託が少ないので、
楽天証券・SBI証券・マネックス証券などの、ネット証券がお勧めです。
投資信託を選択
ネット証券会社で購入可能なつみたてNISA対象投資信託は、約150本です。
これだけ商品が多いと、初心者は選択するのが大変です。
投資スタイルによって選択する投資信託も変わってきますが、
初心者は下記の投資信託がおすすめです。
アメリカの成長性に期待するなら
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・楽天・全米株式インデックスファンド
全世界に投資するなら
・eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
・楽天・全世界株式インデックスファンド
バランス重視で投資するなら
・eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
つみたてNISA 20年シミュレーション
冒頭で私の4年4カ月のつみたてNISA実績を共有しました。
では、つみたてNISAの非課税枠を最大利用できる20年間の場合を見てみましょう。
シミュレーションにはなりますが、毎月3.3万円つみたて(年間40万円)、想定リターン(年)5%の場合の結果がこちらです。
20年間の累積つみたて金額は、13,564,111円でした。
年金2,000万円問題をクリアするには、650万円程度不足していますが、それなりの資産額に成長していますよね。
20年間の投資金額合計は、年間400,000円×20年=8,000,000円なので、
トータルリターンは、5,564,111円です。
銀行にお金を預けていてもほとんど増えない現状を考えると、このインパクトは相当デカイです。
つみたてNISAのメリット・デメリット
では、つみたてNISAのメリット・デメリットを確認してみましょう。
つみたてNISAのメリット
- 年間40万円、最長20年間の非課税枠が利用できる
- 購入できる投資信託は金融庁調査済の投資信託なので、初心者でも失敗しにくい
- 年利5%程度のリターンを狙うことは十分可能
- 毎月コツコツ長期投資できる人には向いている制度
つみたてNISAのデメリット
- 購入できる投資商品が限られている
- つみたてNISAだけでは、老後2,000万円問題はクリアできない
- 短期間で大きなリターンを得ることはできない
- 非課税枠のあまりを翌年に繰り越せない
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。最後にまとめです。
- つみたてNISAは個人が長期的に資産を形成する上で、非常に便利な制度
- 投資利益に税金がかからないというメリットは使わないと絶対に損
- 多少相場が下落しても20年後に年利5%程度は十分狙える、途中解約はNG
- 毎月少額のつみたてでもバカにできない、20年後に1,300万円程度の資産形成は可能
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