ひふみ投信【ブログで解説】

投資

アクティブファンドに投資をしたいけれど、長く付き合える投資信託はないだろうか。

ネット証券は便利だけど、きちんと情報開示をしてくれる運用会社はないかしら・・・

日本を中心とした割安株に長期投資をしたいけれど、ピッタリな投資信託はないのかな。

こんにちは、ロバート・カワサキです。

こんな悩みをお持ちの方は、ひふみ投信が向いているかもしれません。
今回は、ひふみ投信のメリット・デメリットや運用会社などについて解説していきます。

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こんな人に読んでもらいたい

  • 国内の割安株を中心とした長期アクティブ投資を検討している人
  • ひふみ投信について気になっているけど、詳細をよく知らない人
  • 独立系の投資運用会社に興味のある人
  • きちんと情報公開をしてくれる、顔の見える投資運用会社を探している人

ひふみ投信のメリット

  • 国内割安株を中心としたアクティブ運用を行っている
  • 購入者に対してきちんと情報公開をしている
  • しっかりとした投資哲学に沿って運用されている
  • 長期保有することで、信託報酬量が安くなる

ひふみ投信のデメリット

  • 「ひふみ投信」は直販でしか購入できない
  • ファンドマネージャーの運用能力によって成果が左右されやすい
  • 短期的なリターンを求めている人には向いていない
  • 直近では資産の流出が続いている

※銀行・証券会社経由で購入できる別の投資信託もあります。

ひふみ投信の概要

ひふみ投信は、国内の中型株式をメインとした、アクティブ型の投資信託です。
割安と思われる株式を長期的に保有するスタイルです。

日経平均や、S&P500のような指数と連動するインデックスファンドではありません。
インデックス投資と勘違いして購入しないようにしましょう。

外国株式も組み込まれていますが、メインは国内株式になります。

米国株を中心に購入したい人や、全世界分散型の株式を購入したい人には不向きです。

ひふみ投信の特長

柔軟な運用体制

ひふみ投信の特長の1つとして、柔軟な運用体制があります。

下記は、ひふみ投信の目論見書からの抜粋になりますが、
2012年5月から2021年5月までのファンドの構成比率の推移になっています。

ひふみ投信 目論見書より抜粋

アクティブファンドはインデックスファンドとは異なり、ファンドマネージャーの
経験・知見によって運用成績に差がでてきます

上記の図から読み取れるように、政治・経済・自然災害などの状況を考慮して、
現金・小型株・中型株・大型株の構成比率を柔軟に変更しています

信託報酬の還元制度

ひふみ投信は長期運用を目的としていることもあり、長期保有している購入者に対して
信託報酬の還元制度を設けています

ひふみ投信 目論見書より抜粋

投資信託には、信託報酬という手数料が発生しますが、
ひふみ投信の場合は購入5年経過後から、信託報酬が還元されます

5年経過後から10年経過までは、0.2%の還元。
10年経過後からは0.4%が還元されます。

長期投資をする上で、信託報酬は安ければ安いほど助かるので、
この仕組みはとても助かります。

信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のことです。

出典:SMBC日興証券 「初めてでもわかりやすい用語集」

ひふみ投信以外の商品ラインナップ

ひふみ投信は直販でしか購入できませんが、銀行・証券会社で購入できる商品や
年金型の商品もあります

下記に商品ラインナップを記載しましたので、参考にしてください。

直接購入のみの投資商品

メインのひふみ投信以外にも、ひふみワールド・ひふみらいとの合計3商品があります。
いずれの商品も、レオス・キャピタルワークスからの直販のみとなっています。

銀行・証券会社経由で購入できる商品

銀行・証券貴社経由で購入できる商品は、4商品そろっています。

レオス・キャピタルワークスに口座を開設しなくても、購入することが可能です。

確定拠出年金を通して購入可能な商品

確定拠出年金として購入できる商品も2商品あります。
ひふみワールド年金に関しては、これから準備が進むようです。

以上が、商品ラインナップです。
トータル9商品になります。

レオス・キャピタルワークスについて

ひふみ投信を販売・運用しているのは、レオス・キャピタルワークスという会社です。
設立は2003年なので、歴史としてはまだ短いです。

創業者であり、代表でもある藤野英人さんは、もともとは、野村投資顧問の出身でした。

しかし、日本には顧客目線に立った良い長期運用投資商品が無かったため、
レオス・キャピタルワークスという独立系の投資運用会社を設立
しました。

独立系投資運用会社とは

レオス・キャピタルワークスは「独立系投資運用会社」と呼ばれています。

投資信託の販売会社と運用会社は通常は別になりますが、独立系運用会社は
販売と運用も行っています

例として、楽天証券・SBI証券・マネックス証券は販売会社であり、運用は行っていません

投資信託の運用だけを行っている会社の一例としては、ニッセイアセットマネジメントや
大和投資信託などがあります。

投資信託の仕組み

上の図は、投資信託の仕組みです。

右下にある販売会社と運用会社を兼ねているのが、レオス・キャピタルワークスのような
独立系投資運用会社
になります。

主な独立系投資運用会社

独立系投資運用会社は、レオス・キャピタルワークス以外にも存在しています。
主要な独立系投資運用会社を下記にまとめました。

独立系投資運用会社一覧

独立系投資運用会社の特長は、創業者の投資に対する熱い想い・哲学を持っているという点です。

購入者を単なる顧客として扱うのではなく、投資仲間として
お互い長期的な付き合いをしていく
というスタンスを取っていることが多いようです。

楽天証券・SBI証券・マネックス証券などのネット証券は、取扱商品が多く・手数料が格安
というメリットはありますが、上記のような特長はありません。

ひふみ投信の構成

では、ひふみ投信の詳細について見てましょう。

資産別構成

下記は、ひふみ投信の資産別構成になります。

ひふみ投信 目論見書より引用

種類は約9割が株式で、1ほど投資証券が組み込まれている程度です。
株式の内訳も約9割が日本株となっています。

業種別比率

次に投資先の業種別比率を見てみましょう。

ひふみ投信 目論見書より引用

業種の上位は、情報・通信業が最も多く、サービス業・電気機器が続きます。
日本株がメインですが、特定の業種に偏らずに分散されています。

組入れ上位銘柄

次に組入れ上位銘柄を見てみましょう。

ひふみ投信 目論見書より抜粋

1位はマイクロソフトですが、2位以下は日本企業が続きます。
日本企業は大企業~中堅企業までバランスよく組み入れられています

比率もトップ10位でも1%程度であり、特定の企業に偏っていないため
リスクヘッジができている状況です。

ひふみ投信・チェックすべき5項目

ひふみ投信の詳細についてチェックしていきましょう。

チェック1・運用期間が5年以上か

投資信託においては、運用期間が5年以上か。という点が
ひとつの判断基準になります。

ひふみ投信は、設定日が2008年10月1日です。
2022年現在で、14年経過しているので運用期間はクリアです。

チェック2・償還日の残り期間が長いか

チェックの2つ目は償還日までの長さです。
せっかく投資信託を購入しても、償還日が近ければ投資期間が短くなってしまいます。

長期投資を行う場合は、償還日が長いことが条件になります。

ひふみ投信の場合、償還日は「無期限」なので、これもクリアです。

償還日とは、債券の場合、その保有者に額面金額を払い戻す満期日のことをいいますが、投資信託の場合は運用が終了する日のことをいいます。

出典:SMBC日興証券「初めてでもわかりやすい用語集」

チェック3・純資産総額が30億円以上か

チェックの3つ目は純資産総額です。
30億円以上が一定の基準になります。

モーニングスターより引用

ひふみ投信の場合、2022年2月4日現在で、純資産総額は約1,376億円です。
ゆうに30億円を超えているので、クリアです。

純資産総額とは、ファンドの大きさです。 たとえば、10人の投資家が10万円ずつ投資したとします(1万口あたり1万円のファンドを10口購入)。そのときの合計100万円が、『純資産総額』です。

出典:北陸銀行「毎日変わる「純資産総額」と「基準価額」とは?」

チェック4・資金流入状況

4つ目は、資金流入状況です。

資金流入状況を確認すれば、投資信託の購入・解約状況が分かります。
資金の流入よりも、解約による流出の方が増えている場合は、注意が必要です。

モーニングスターより引用

上記のグラフは、2021年12月31日時点の、月次資金流出入状況です。

2017年~2018年の前半までは、流入が多い状況です。
しかし、2019年後半から2020年にかけて、流出が多くなっています

2021年は一転して流入が増えていますが、2017年ほどの勢いはありません。

これからひふみ投信を購入する人は、注意が必要です。

チェック5・手数料は安いか

チェックの5つ目は手数料の安さです。

投資信託にかかる手数料は主に、「購入手数料」と「信託報酬」の2つです。
長期投資をする際は、手数料もバカなならないので、安いほど助かります。

目論見書によると、ひふみ投信の購入手数料はなし。
信託報酬は、1.08%です。

モーニングスターより引用

国内株中型のアクティブファンドとしては、手数料は安くなっています
手数料の安さもクリアです。

信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のことです。

出典:SMBC日興証券 「初めてでもわかりやすい用語集」

以上5項目についてチェックしてみました。

5項目4つはクリアしていました。
資金流入状況がやや気になる状況ではありますが、それ以外は問題なさそうです。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、ひふみ投信のまとめです。

  • ひふみ投信は、国内中型の割安株をメインとした長期アクティブファンド
  • ひふみ投信は直販のみで、独立系投資運用会社により販売・運用されている
  • ひふみ投信は手数料が安く、長期保有するとさらに安くなる制度がある
  • ひふみ投信は、米国株中心・世界分散型の商品を求めている人に不向き
  • ひふみ投信は純資産総額等は問題ないが、最近は資金流出が増えている

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