eMAXIS Neo 自動運転 【評判を徹底分析】

投資

eMAXISシリーズで、何か面白いテーマの投資信託な無いかしら

これからは自動運転技術の市場が拡大しそう。テスラモーターのような先進的な企業に絞った投資信託は無いかしら

多少リスクがあってもいいので、アクティブファンドなみにリターンを得られるインデックスファンドを購入したいっ‼

こんにちは、ロバート・カワサキです。

今回はeMASIXシリーズの中でも、自動運転技術に特化した投資信託、
eMAXIS Neo 自動運転』についての評判を含め、徹底解説していきます。

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このブログを読んで欲しい人

  • ハイリスクハイリターンなインデックスファンドを探している人
  • 今後は自動運転技術の市場が拡大すると信じている人
  • eMAXISシリーズの投資信託で新しい商品を探している人
  • eMAXIS Neo 自動運転について購入を検討している人

eMAXIS Neo 自動運転のメリット

  • 今後市場拡大が期待される、自動運転技術に特化した企業への投資が可能
  • 値動きは激しいが、長期積み立て投資によりある程度リスクヘッジが可能
  • インデックスファンドだが、アクティブファンドなみのリターンが期待できる

eMAXIS Neo 自動運転のデメリット

  • インデックス投資だが、アクティブファンドなみにハイリスク・ハイリターン
  • インデックスファンドの割には信託報酬が割高
  • 構成銘柄が少ないため、1社の業績がファンド全体に大きく響く
  • テーマ・対象国が限定されているため、リスク分散には向いていない
  • 直近では月間の資金流出が増加傾向

そもそも自動運転って何?

ロバート
ロバート

私は当初『eMAXIS Neo 自動運転』は、投資信託のリバランスなどを自動的に行ってくれる投資信託かとおもっていましたが、どうやら違うようです(笑)

ロバート
ロバート

テスラモーターのような、自動運転技術を持っている企業の株式を中心とした投資信託のため、『eMAXIS Neo 自動運転』という名称になっているんですね。

勘違いはさておき、自動運転についてまとめてみました。

自動運転概要

自動運転とは、「乗り物や移動体の操縦を人の手によらず、機械が自立的に行うシステム」を意味しています。航空業界ではオートパイロットという機能が導入され、船舶・ヨット・自動車等にも導入が進んでいます。

Robot of Everything Webサイトより引用

自動車メーカーのテレビCMなどでも、よく見かける技術ですね。

現段階では完全な自動運転ではありませんが、ドライバーに代わってある程度のサポートまでは対応してくれる車種も続々登場しています。

将来的に完全自動運転が実現すれば、私たちのライフスタイルは大幅に変わるといわれています。

拡大が見込まれる自動運転市場

自動運転技術はアメリカ、中国が先行していますが、市場の伸びはどうなるのでしょうか。

米Intelと米調査会社のStrategy Analyticsによると、自動運転車の実用化・普及で新たに創出される市場は、2035年には8,000億ドル(約90兆円)、2050年には7兆ドル(約800兆円)になると予測されています。

移動サービスも含めた数値のようですが、とんでもない規模の市場が新たに生まれるようです。

自動運転技術は、事故が発生したときの責任をどうするのか。といった法律がまだ整っていない点も多いですが、今後クリアされれば一気に自動運転が加速しそうです。

自動運転のレベル

自動運転には実は5段階のレベルがあります。ざっと確認してみましょう。

現状は、ある程度運転状況から目を離すことができるレベル3くらいまでは到達しています。

レベル5は完全に運転が自動化された状態です。いかなる状況でも自動運転システムが全てを対応してくれるという夢のような状態ですね。

もうドライバーという概念は無くなり、同乗者は眠っていても車が目的地まで届けてくれる状況です。

eMAXIS Neo 自動運転について

ここからは、eMAXIS Neo 自動運転について解説していきます。

eMAXIS Neoシリーズについて

eMAXISシリーズという投資信託はさまざまなカテゴリがあります。
なかでも、eMAXIS Slimシリーズは人気があります。

eMAXIS Slimシリーズといえば、『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』などの手数料をとことん下げた投資信託として人気が集まっています。

今回取り上げている『eMAXIS Neo 自動運転』はNeoシリーズの1商品になります。

eMAXIS Neoシリーズ
三菱UFJ国際投信 WEBページより引用

商品は全部で11種類で構成されており、フィンテック・ドローン・宇宙開発などの先進的なテーマに絞った投資信託で構成されています。

eMAXIS Neo 自動運転の評判

eMAXIS Neo 自動運転の評判はどうなのでしょうか。

テスラモーターなどの個別株を購入するのは手間がかかるけど、投資信託として購入すれば手間も省けていいですね。

テーマ型のインデックスファンドを求めている人にも合っている商品です。

Googleトレンドで調査

参考までに、GoogleトレンドでeMAXIS Neo 自動運転がどの程度人気があるのか見てみましょう。
参考までに、eMAXIS Slim全世界株式と比較してみました。

Googleトレンドより引用

青い折れ線グラフが、eMAXIS Neo 自動運転
赤い折れ線グラフが、eMAXIS Slim全世界株式です。

eMAXIS Slim全世界株式ほどではありませんが、2021年の4月頃はeMAXIS Neo 自動運転の方が人気が高い時期もあったようです。

ただ最近は、eMAXIS Slim全世界株式に大きく差をつけられています。

eMAXIS Neo 自動運転の主要項目

分かりやすいように、eMAXIS Neo 自動運転同じカテゴリの投資信託とも比較してみました。

今回比較した2商品は、『グローバル自動運転関連株式ファンド』と『次世代モビリティ社会創生株ファンド』です。

投資信託 主要項目比較 
純資産は 2022年02月25日 現在 
トータルリターン等評価情報は 2022年01月31日 現在

カテゴリ

投資信託のカテゴリですが、eMAXIS Neo 自動運転のみがインデックスファンドで、その他はアクティブファンドになります。

eMAXIS Neo 自動運転が連動している指数は、S&P Kensho自動運転指数になります。

販売手数料

eMAXIS Neo 自動運転のみが販売手数料が無料です。毎月積立購入をする場合、非常にお得です。
さすが、インデックスファンドといったところでしょうか。

信託報酬等

信託報酬については、eMAXIS Neo 自動運転が0.79%です。
他の2つが1%後半なので割安に見えますが、インデックスファンドとしては結構高い部類です。

参考までに、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の信託報酬は0.11%なので、割高感があります。

償還日

償還日は、eMAXIS Neo 自動運転のみが「無期限」です。

償還日が決まっている場合、株価が低迷している時期に購入・保有していると不利になります。
特に、長期積立投資をしたい人にとっては、償還日が「無期限」なのはメリットが多いです。

ドルコスト平均法で毎月一定額を購入していけば、株価下落時のリスクを分散することができるからです。

トータルリターン

運用年数が短いので、1年でしか比較できませんでした。
1年で見た場合、eMAXIS Neo 自動運転だけが-6.02と低い状況です。

eMAXIS Neo 自動運転に限らず、他の2商品に関してもかなり値動きが激しい商品です。
いわゆる「ハイリスク・ハイリターン」な商品です。

アクティブファンドは「ローリスク・ローリターン」のイメージがありますが、eMAXIS Neo 自動運転に関しては、当てはまらないので気を付けましょう。

そのため短期間でリターンを狙うというよりは、長期保有してリターンを狙った方が賢明な商品です。

標準偏差

標準偏差は、どれくらい上下の値動きに幅があるかを判断する指標です。

eMAXIS Neo 自動運転28.46と、他の2商品に比べて突出して標準偏差が高くなっています

参考までに、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の標準偏差が17.52なので、相当値動きが激しいことは覚悟しておきましょう。

投資初心者はメインの投資商品にするよりも、サブの投資商品として考えた方が安全です。

S&P Kensho自動運転指数について

eMAXIS Neo 自動運転が連動しているS&P Kensho自動運転指数について、見てみましょう。

S&P Kensho自動運転車指数は、S&P Kenshoニュー・エコノミー指数シリーズ内のサブセクター指数であり、自動運転輸送に向けて業界をリードしている企業を表すことを意図している。

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス WEBサイトより引用

有名な指数であるS&P500は、アメリカの代表的な500社の株価を元に算出したものですが、S&P Kensho自動運転指数は、サブ的な指数で自動運転輸送に関する業界に特化したものになります。

S&P Kensho自動運転指数のチャート

では、S&P Kensho自動運転指数のチャートを見てみましょう。

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスWEBサイト より引用

直近の3年間のチャートになりますが、2020年の3月頃から急激に上昇しているのが分かります。

2021年から2022年にかけては上下動を繰り返していることから、値動きの激しさが伺えます
今後拡大が期待できる市場と言われていますが、直近では下落傾向となっているのが気にはなります

組入れ銘柄

組入れ銘柄についても見てみましょう。

組入れ銘柄トップ10 
2021年11月17日付 目論見書より引用

5位のフォード6位のテスラ以外は聞きなれない企業も多いですが、見事に自動車関連・半導体関連企業で埋め尽くされています

ちなみに1位のヴィオニアは、アメリカ-スウェーデン系の自動車技術供給会社で、提供している製品は、先進運転支援や自動運転ソフトウェアです。

月次資金流出入について

最後にeMAXIS Neo 自動運転の、月次資金流出入について見てみましょう。

eMAXIS Neo 自動運転 月次流出入 
モーニングスターより引用

2020年後半より月次資金の流入が急激に増え、2021年初頭には100億円以上の資金が流入し、ピークを迎えます

ところが、2021年の中旬以降は一転。資金流出が継続しています。

上記のグラフからわかる通り、eMAXIS Neo 自動運転は資金の流入出が激しい商品です。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後にeMAXIS Neo 自動運転のまとめです。

  • eMAXIS Neo 自動運転は、自動運転技術関連企業に特化したインデックスファンド
  • 自動運転技術に期待が持てる人にとってはお勧めの商品
  • インデックスファンドではあるが、ハイリスク・ハイリターンな商品
  • 値動きが激しく短期間でリターンを得るのは難しく、長期投資向き

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