【初心者向け】投資信託の仕組みとリスク

投資

こんにちは、ロバート・カワサキです。

これから投資信託をはじめたいけれど、
やっぱり投資信託の仕組みやリスクを知っておきたい。

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、初心者の方向けに投資信託の大まかな仕組みと、
リスクについて解説させていただきます。

このブログ記事はこんな方に向いています。

・投資信託の入門書を読んでいる時間がない方
・投資信託のリスクをあらかじめ知っておきたい方
・よく分からずに投資信託を買ってしまった方

ロバート
ロバート

では、早速行ってみましょう!

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投資信託の仕組み

まずは、投資信託のざっくりとした仕組みについてです。

投資信託はまず投資家である私たちが、販売会社に申し込みをして
販売会社から購入します。

販売会社は、証券会社などにあたります。
具体的な例としては楽天証券・マネックス証券などですね。

次に販売会社に集められた申込金は、信託銀行で保管・管理されます。

そして実際に投資信託を運用するのは、運用会社になります。

運用会社は集められた投資家からの資金を、どのように投資するのか、
信託銀行に指示します。

指示された信託銀行は、株式や債券の売買を行います。

具体的な例を出すと、私は「ニッセイ日経平均インデックスファンド」
という投資信託を毎月積立で購入しています。

この投資信託を購入したのは、販売会社であるマネックス証券です。

実際にファンドの運用を指示しているのは、
ニッセイアセットマネジメントという運用会社です。

ファンドの保管・管理をしているのは、三菱UFJ信託銀行になります。

普段は販売会社であるネット証券会社などしか意識しませんが、
仕組みとしては3社が関わっています。

ちなみに独立系と呼ばれる「さわかみ投信」などは、
運用会社でありながら自ら販売も行っています。

投資信託におけるリスク

投資信託は銀行の預金と違い、元本や利回りが保証されていません。

これから投資信託を始める方は、この点をしっかり
覚えておきましょう。

「利回り」とは・・・投資金額に対する収益の割合になります

このような前提を元に、投資信託には大きく4つのリスクがあります。

①価格変動リスク

価格変動リスクとは、自分が購入した投資信託の価格が
下落してしまったり、当初期待していた配当が
下回ってしまうことのリスクです。

初心者のうちは、1円でも価格が下がってしまうと
悲観的になってしまうかもしれません。

しかし、目標は長期的な資産形成なので、
目先の価格変動に惑わされずに、
投資信託の購入をを継続していきましょう。

また、事前に自分はどれくらいの金額を、
投資信託に充てられるのか決めておく必要があります。

②カントリーリスク

日本にいるとあまり意識しませんが、
海外の投資商品を購入した場合、その国の政治や
社会状況の動きにも注意が必要です。

分かりやすい例が、戦争・災害・クーデーター・大規模デモ
などにあたります。

こういったことが起こると、株価や債券・金利・通貨が大幅に変動することがあり、
これをカントリーリスクと呼びます。

ある程度は海外の政治・経済・災害などに、
普段からアンテナを張っておくと良いでしょう。

③信用リスク

信用リスクとは、株や投資信託などの発行元である企業・国が、
経営不振や財政難で、購入した投資信託が下落したり
償還金が支払われなくなるリスクです。
※「償還金」については、下記参照ください。

投資信託の「償還」とは、投資信託の運用期間が終わり、信託財産の清算を行い、
償還日時点の保有者に対して保有口数に応じた償還金を返還することをいいます。

出典:ふくろう教授の投資信託ゼミナール https://www.nam.co.jp/seminar/rescue/realize/1207393_4926.html

④流動性リスク

流動性リスクとは、自分が購入した投資信託を売却する際に、
購入する人が少なすぎて取引ができなくなるリスクになります。

購入者が多く、頻繁に売買されている投資信託であれば
流動性リスクは低いですが、そうでない場合はリスクが高くなります。

なるべく長期間運用されていて、純資産総額の多い投資信託を
選びましょう。

純資産総額とは・・・購入した投資信託の規模になります。

以上が投資信託におけるリスクになります。
投資信託を購入する際はこれらのリスクについて、
頭の片隅にでも置いておきましょう。

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