貯金100万円の壁

貯金

貯められそうで貯められない貯金額100万円。

貯金を頑張ろうとする人の第一目標として、
100万円はひとつの壁ではないでしょうか。

100万円貯めようと決意したとき、
どのような心構え・対策・行動が必要なのか、まとめてみました。

この記事を読んでくれた人が、
貯金100万円を達成してくれたら嬉しいです。

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意外と貯められない100万円

ある程度まとまったお金の単位として、
100万円は多くの人がイメージする金額ではないでしょうか。

数十万円程度であれば、ボーナスや臨時収入で
一時的に手にすることは可能ですが、
100万円はそれなりの意志と時間が必要です。

私も恥ずかしながら、100万円の貯金を達成したタイミングは
社会人7年目でした。

社会人1~2年目くらいは、そもそも給料が少ないにもかかわらず
欲しいモノ・体験したいコトが多すぎました。

私は、人付き合いも比較的多かったので、
20代は飲み代・イベント代といった交際費も大きかったです。

財形貯蓄制度を利用して、数万円程度は継続的に貯めていましたが、
それ以外の額はきれいさっぱり使っていました。

20代前半はこのような金銭感覚でも、特に不安を感じませんでした。

そろそろ30代を意識し始めた頃は、さすがにこのままではマズイと感じ
本気で貯金額を増やそうと行動し始めました。

100万円を貯金するための期間

単純計算すれば、1年間で100万円貯金するには、
1ヶ月あたり約83,333円貯金すればいいのです。

83,333円×12ヶ月=999,996円(約1,000,000円)

でも、私は6年間で100万円貯めたので、

6年間=72ヶ月として

1,000,000円÷72ヶ月=13,888円

となります。

平均すると、1ヶ月あたり約14,000円しか
貯金できていなかったことになります。

意識していないと100万円は意外と貯まらないものです。

ちなみに、金融広報中央委員会の
「令和元年(2019年)家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯]」によると

20代独身の人が、手取りから貯金に回している率は、平均16%とのことです。
手取り給料が20万円とした場合、32,000円とのことです。

毎月32,000円をコンスタントに貯金していけば、
31.25ヶ月(約2.6年)で100万円達成です。

意外と短いかもしれませんが、一切使わない前提なので
結構厳しいとおもいます。

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が実施したアンケート
「20 代の金銭感覚についての意識調査 2021」によると
20代の平均貯蓄額は、72万円だそうです。

そう考えると20代で100万円貯金できた人は、
わりと優秀かもしれませんね。

100万円を貯金するための具体的方法

100万円貯金するための具体的方法

私が貯金100万円を意識して、
具体的に起こした行動は下記の5つです

1.家計簿をしっかりつける

2.ボーナスの3~5割程度を定期預金に預ける

3.金利の高い銀行を利用する

4.交友範囲を見直す

5.転職を検討する

1つめの「家計簿をしっかりつける」

これ関しては、それまで大学ノートに記載していた
大雑把な家計簿をエクセル家計簿に変更しました。

支出を項目ごとに整理したり、
貯金総額の推移をグラフ化するなどしました。

お金の流れが見える化されたため、
無駄な出費も見つかりやすくなりました。

おのずと自分の貯金テンションも上がり、
良い循環が生まれました。

2つめの「ボーナスの3~5割程度を定期預金に預ける」

これに関しては、ボーナス支給時に起こる散財の誘惑を断ち切るために、
強い意志を持ってその日のうちに3~5割を定期預金化する方法です。

普通預金口座にボーナスを入れたままにしておくと、
あっという間にお金が流出してしまいます。

この方法は、ボーナスの一部に鍵をかけて
別の場所に保管するやりかたです。

定期預金にしておけば、解約するための一定のハードルができるので
普通預金よりは、貯金100万円のゴールに近づきます。

後で気づいたことですが、自動つみたて定期預金にすれば、
ボーナス時の積立金額を事前に設定しておけるので、
こちらをおススメします。

3つめの「金利の高い銀行を利用する」

これは、即効性はありませんが、お金の意識に関する部分が大きいです。

2021年9月現在の定期預金における金利は、
三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行などメガバンクは、0.002%です。

一方、ネット銀行や地方銀行などは、0.2%~0.25%の金利となっており、
約100倍の開きがあります。

預けている額が少額であれば、インパクトは小さいですが、
仮に1億円を預けている場合、

金利0.2%で1年後の利息が200,000円
金利0.002%で1年後の利息が2,000円です。

本気でお金を貯めようとすると、
このあたりの数字にも敏感になってきます。

ネットバンクなど利用したことが無い人は、
少しハードルが高いかもしれませんが、
行動してみる価値はあるとおもいますので、
ぜひ試してみてください。

4つめの「交友範囲を見直す」

これは、結構効果があります。
なんとなく定期的に参加している飲み会。

断る理由が無くて参加しているイベントなど。

コロナ禍の状況で飲み会・イベントは
激減したかとおもいますが、意外と参加しなくても
問題無かったのではないでしょうか。

普通に居酒屋に行って、1件目4,000円、2件目3,000円。
1回で7,000円の出費は積み重なるとかなりデカイです。

5つめの「転職を検討する」

100万円の貯金達成を考えた時、節約するのも重要ですが、
そもそも給料が安すぎるという問題があります。

同じスキルを持っていても、会社や業界を変えるだけで
給料が上がるなら、転職しない手はありません。

私自身も、30代前半で転職したおかげで年収が
100万円アップした経験があります。(ただし激務でしたが)

浪費をしなければ、100万円達成のスピードは加速するでしょう。

100万円貯金できる人はきっと1,000万円も貯金できる

100万円貯金ができると、見える風景が変わる。
とよく言われています。

私自身、30代直前に100万円の貯金を達成することができました。

100万円という金額自体も大切ですが、
100万円を貯金するまでの過程がより大切だと感じます。

現状認識→改善策検討→実行→検証

というPDCAサイクルを回すことで100万円達成できたので、
仮に100万円を失ったとしても、ノウハウは残ります。

再び100万円を貯金することはきっと可能でしょう。

100万円の壁を越えた次は、500万円・1,000万円の壁がありますが、
100万円を貯金できた人ならかなりの確率でクリアできるとおもいます。

まとめ

1)貯金100万円は意識しないとなかなか貯まらない。

2)100万円貯金するのは結構大変。
  20代で100万円貯金できた人は平均以上。

3)100万円貯金する具体的な例として、

  ・家計簿をしっかりつける
  ・ボーナスの3~5割程度は定期預金に入れる
  ・少しでも金利の高い銀行に預ける
  ・交友範囲を見直し、無駄な飲み会・イベントを減らす
  ・転職を検討して、収入そのものを底上げする

  といったものがある。

4)100万円貯金することができれば、500万円・1,000万円の貯金も
  現実味を帯びてくる。

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