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こんにちは、ロバート・カワサキです。
今回のテーマは、「貯金が1,000万円あれば仕事を辞められるのか」
についてです。
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結論から言うと、貯金1,000万円あれば退職はできるけど、
完全リタイアは難しいです。
いくつかのパターンに分けて解説させていただきます。
では、さっそく行ってみましょう!
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
この記事はこんな人にお勧めです
- 1,000万円の貯金があるので、会社を辞めたい人
- 1,000万円の貯金はないけど、会社を辞めたい人
この記事で得られる気づき
- 1,000万円の貯金があれば、仕事を辞めても5年くらいは暮らしていける。
軽いバイトをしながらだと、14年くらいは暮らしていける。 - 1,000万円の貯金だけでは、完全リタイアは難しい。
- 1,000万円の貯金で得られる精神的余裕。
- 1,000万円の貯金は、資産形成の通過点に過ぎない。
1,000万円の貯金だけでは完全リタイアは難しい
今の会社は残業・休日出勤が多く、人間関係も悪いので早く辞めたい。
異業種への転職にチャレンジしたいので、退職して勉強したい。
人生に疲れたので、しばらく趣味を中心とした生活がしたい。
フルタイムの仕事に疲れたので、しばらくバイトをしながらのんびり生活したい。
会社を辞めたい理由は、人それぞれですが、
先立つものは何といっても「お金」です。
貯金額が少ないので、会社で理不尽な扱いを受けても、
なんとか踏みとどまっている。
だけど、1,000万円の貯金ができたら明日にでも
辞表を上司に叩きつけたい!!
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そんな気持ちにさせるのが、貯金額1,000万円です。
ですが、短絡的に退職してしまうのは危険です。
仮に1,000万円貯金できた場合の、退職後シミュレーションを考えてみましょう。
前提条件として、大都市の単身者・一人暮らしの場合。
退職金・国民健康保険などは含めない設定です。
あくまでもシミュレーションなので、ライフスタイルによって
項目・金額は変動します。サンプル程度に参照ください。
プラン1.まったく働かずに生活する
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過酷な労働環境から脱出して、とにかくゆっくり休みたい!
人間らしい生活がしたい!
家賃 | ¥75,000 |
食費 | ¥30,000 |
衣服代 | ¥8,000 |
医療費 | ¥5,000 |
交通費 | ¥10,000 |
通信費 | ¥10,000 |
教養・娯楽費 | ¥15,000 |
合計 | ¥158,000 |
年間支出 | ¥1,896,000 |
暮らせる年数 | 5.3年 |
- メリット:働かなくても、自由な時間が約5年間満喫できる
- デメリット:収入が無いので、5年後には無一文になる。
プラン2.資格・スキル取得の勉強をしながら生活する
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自分のやりたい仕事を目指したい。
年収アップのために転職を前提とした勉強がしたい。
家賃 | ¥75,000 |
食費 | ¥30,000 |
衣服代 | ¥8,000 |
医療費 | ¥5,000 |
交通費 | ¥10,000 |
通信費 | ¥10,000 |
教養・娯楽費 | ¥15,000 |
資格・スキル取得費用 | ¥50,000 |
合計 | ¥208,000 |
年間支出 | ¥2,496,000 |
暮らせる年数 | 4.0年 |
- メリット:資格取得やスキルアップができれば、転職や年収アップを目指せる。
- デメリット:資格取得やスキルアップが必ずしも転職・年収アップに
つながるとは限らない。
プラン3.旅行・ショッピングなど好きなことをしながら生活する
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今まで仕事でろくに休めず、好きなことを封印していたので、
しばらく趣味の世界へ逃避をしたい。
家賃 | ¥75,000 |
食費 | ¥30,000 |
衣服代 | ¥8,000 |
医療費 | ¥5,000 |
交通費 | ¥10,000 |
通信費 | ¥10,000 |
教養・娯楽費 | ¥200,000 |
合計 | ¥343,000 |
年間支出 | ¥4,116,000 |
暮らせる年数 | 2.4年 |
- メリット:働かずに自由な時間と自由な趣味を満喫できる
- デメリット:1,000万円あっても、たった2年弱で一文無しに。
プラン4.アルバイトなどの軽い仕事をしながら生活する
![](https://i0.wp.com/financial-blog.net/wp-content/uploads/2021/11/nihil_smile_woman.png?w=1256&ssl=1)
会社にこき使われずに、簡単な仕事をしながら自分のペースで暮らしたい。
足りない分は、貯金を取り崩しながら暮らしたい。
家賃 | ¥75,000 |
食費 | ¥30,000 |
衣服代 | ¥8,000 |
医療費 | ¥5,000 |
交通費 | ¥10,000 |
通信費 | ¥10,000 |
教養・娯楽費 | ¥15,000 |
合計 | ¥158,000 |
①年間支出 | ¥1,896,000 |
②アルバイトによる年間収入(月10万円×12ヶ月の場合) | ¥1,200,000 |
①-②最終的な年間支出 | ¥696,000 |
暮らせる年数 | 14.3年 |
- メリット:負担にならない労働でマイペースに暮らすことができる。
- デメリット:アルバイトをしていても、14年くらいで生活は行き詰る。
以上シミュレーションをしてみましたが、
1,000万円の貯金があっても、仕事をせずに生活できるのは
せいぜい5年間が限界です。
1,000万円を資産運用しながら暮らすというパターンもありますが、
1,000万円全額を年利5%で運用した場合でも、運用益は50万円です。
生活費は毎月かかってくるので、元本1,000万円を全く減らさないことは不可能なので、
これも現実的ではありません。
こう考えると、1,000万円あっても、それほど安泰ではないことが分かります。
まずは越えたい「1,000万円の壁」
さきほどのシミュレーションで、1,000万円の貯金であっても
それほど安泰ではないことを説明しました。
とはいえ1,000万円は働かずに5年間暮らせる
パワーを持っている金額です。(先ほどのシミュレーションの場合)
現状の仕事・生活を180度方向展開できる可能性をもっています。
まずは、100万円・500万円・1,000万円とお金を積み上げましょう。
100万円の貯金ができる人は、
かなりの確率で1,000万円の貯金もできます。
そのためには、生活にかかる固定費の削減と
支出の見える化・先取り貯金の実行です。
固定費削減の一例としては、
通信費は、3大キャリアで契約しているスマホを、
格安SIMに乗り換える。
光熱費は、電力会社やガス会社を安い会社へ乗り換える。
車は、公共の交通機関を利用したり、カーシェアリングを利用する。
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といった方法があるので、めんどくさがらずに
是非試してみてください。
支出の見える化は、家計簿をつけることで
自分が何に、どれくらい使っているかを把握しましょう。
紙の家計簿がめんどくさい人は、マネーフォワードMEのような
家計簿アプリが便利なのでお勧めです。
毎月貯金ができない人は、銀行の自動積み立てを利用して
給料から積み立て金額を引いた、残りのお金で生活しまよう。
1,000万円の貯金で得られるメリット
貯金額1,000万円までの道のりは時に険しく、何度も挫折してしまうかもしれません。
30代の頃に突然やってくる、友達の結婚フィーバーとご祝儀貧乏。
自分へのご褒美という名の、謎の浪費。
自分探しの旅という名の、海外逃避行。
大量の資金を溶かしてしまう、趣味という名の沼。
一時的に、貯金額を大きく減らしてしまう時もありますが、
かならずそこから復活しましょう。
なぜ、私がここまで強調するかというと、
1,000万円貯金できると、今まで味わったことのない
精神的安定を得られるからです。
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仕事で上司に理不尽なことを言われても、
営業ノルマが達成できなくても、
長年付き合っていた彼氏・彼女にフラれても、
「まあ、1,000万円あるからどうでもいいか」
と気持ちを切り替えることができます。
(人によりますが・・・)
また、1,000万円貯金があるなら、投資でもっと増やしてみたい、
と思う人もいるかもしれません。
このように1,000万円の貯金を達成すると
見えてくる風景が今までとは、はっきり違ってきます。
私も、実際にそうでした。
労働と投資の二刀流で本当の自由を手に入れよう!
1,000万円の貯金を達成した後は、見える世界が確実に変わってきます。
せっかくなら、もう少し先の景色も見たいと思いませんか。
2,000万円・5,000万円・1億円を築いたときは、
果たして、どんな風景が広がっているのでしょうか。
1,000万円の貯金があれば、投資を実践することで
今までよりも効率的にお金を増やすことが可能です。
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ただし、1,000万円全額を投資するのはギャンブルです。
生活防衛資金を確保した後の、余裕資金で投資をスタートすべきです。
投資初心者は、勉強をしながら少額から実践していきましょう。
お勧めの投資は、初心者でも成功しやすいインデックス型投資信託です。
毎月一定額を積み立て、できれば10年・20年といった長期運用を目指しましょう。
一時的に損失を受ける場合もありますが、長期運用を行えば
6~17%くらいのトータルリターンは狙えます。
初心者にはメリットの多いインデックス型投資信託ですが、
欠点は、短期間での資産形成が難しい点です。
その欠点を補う手段は、メインの仕事だと私は考えます。
普段は自分の本業を全うしつつ、同時に投資も実践する。
さらに余裕ができてきたら、副業もお勧めです。
本業以外に複数の収入源を持つことは、
本当の自由を得るための近道です。
老後資金の不安解消くらいなら、十分達成可能です。
副業もうまくいけば、さらに自由度は加速していきます。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
では最後にまとめになります。
- 1,000万円の貯金があっても、貯金だけで生活することはかなり難しい。
- とはいえ、1,000万円は5年間くらいは働かずに暮らせる金額。
- 1,000万円という金額のインパクトは大きく、精神的余裕も生まれる。
- 1,000万円は通過点のひとつ、2,000万円・5,000万円と積み上げていきたい。
- 1,000万円あれば、投資をする上でも有利。本業と投資の二刀流で
本当の自由を手に入れよう!
以上となります。
参考にしてもらえると嬉しいです。
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