お金を増やしたいけれど、思うように貯まらない。
貯金を習慣化したいけれど、浪費を抑えられない。
そんなあなたは、お金を遠ざける行動や思考をしているかもしれません。
個人的に感じている「お金を遠ざける行動・思考ワースト5」を
まとめてみました。
貯金や浪費削減の参考にしてもらえると嬉しいです。
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
ワースト5 「消費」「浪費」「投資」の区別がついていない
あなたが普段使っているお金に対して、「消費」「浪費」「投資」を
きちんと区別しているでしょうか。
家計簿をしっかりつけている方や、お金に関してきちんと勉強している方は、
ピンとくるかもしれませんね。
たいていの人は、きちんと区別をしていないのではないでしょうか。
それぞれの言葉の解説をさせていただくと、
おおよそ下記のとおりです。
・消費・・・生活のために欠かせない支出。
食費、家賃、光熱費、通信費など。
・浪費・・・読んで字のごとくですが、生活に支障のない支出。
具体的には、タバコ代、飲み代、パチンコ代など。
・投資・・・将来自分のためになる支出。
書籍代、有料セミナー代、貯金など。
「消費」「浪費」「投資」の割合は、70:5:25が良いと言われています。
無理にこの割合にする必要は無いとはおもいますが、
最低でも投資へのお金は確保したいところです。
どうしてもやめられない浪費がある人は、
極力回数を減らしていくと良いでしょう。
ワースト4 とにかく安さにこだわる
節約している人にありがちの行動です。
1円でも安いスーパーの折り込みチラシを探して、
となり町まで出かけて買い物。
なんて行動をしていないでしょうか。
節約に対する達成感はありますが、
投下した労力に対する見返りは少ないはずです。
(ダイエットや体力維持を目標にしているならアリですが)
隣り町に買い物に行く時間に対し、
自分の時給換算してみましょう。
自分の時給が2,000円だとします。
となり町まで買い物に行く時間が往復2時間。
500円安く買い物ができても時給換算すると
あまりトクはしていませんよね。
あまり値段が変わらないなら、近所のスーパーで済ませて
空いた時間読書や、投資の時間に充てたほうが賢明です。
一見得をしているようでも、
トータルで見ると損をしている場合が多いので
気を付けたい行動です。
ワースト3 お金に関する知識が極端に少ない
お金に関する知識のある・なしで、貯蓄額に大きな差がでると
私は考えています。
例えばクレジットカードの知識。
毎月の支払額を少なくするために、「リボ払い」を利用している場合、
短期的にはラクだとおもっていても、長期的には余計な金利を払っています。
リボ払いの金利はおおよそ実質年利15%程度です。
手数料がかからない1回払いや、回数を指定して支払う分割払いと比較すると、
かなりの高額です。
返済期間が長い場合は、手数料の支払い総額も増えていくので
なかなか完済できない状態が続きます。
リボ払いの仕組みを理解したうえで利用するなら問題ありませんが、
知識がないままで利用するのは危険です。
貯金を頑張ろうとしても、いっこうに増えない。
なんて事態は避けましょう。
クレジットカードに限らず、
最低限必要なお金の知識は身に付けた方が賢明です。
ワースト2 お金に対してネガティブなイメージを持っている
「あまりお金のことは口にするな」
「お金は争いの元だ」「お金は汚いものだ」
など、お金に対してネガティブなイメージを持っている人は
意外と多いのではないでしょうか。
これは、幼少期の家庭環境や、親からの教育に因るところも
大きいとおもいます。
私の勝手なイメージもありますが、
お金はネガティブなイメージを持っている人よりも、
ポジティブなイメージを持っている人の所に集まるのではないでしょうか。
お金に対してポジティブな人は、お金の勉強も積極的にするし、
お金の扱いも上手な傾向があると感じます。
ある程度の資産家になると、お金を利己的に使わず
寄付など利他的に使う人も多いです。
こう考えると、お金に考えるポジティブさは
資産形成における重要な要素だと思います。
ワースト1 お金に対して適正なリスクを取っていない
本気でお金を増やそうと考えると、避けて通れないのが
適正なリスクです。
日本人は「リスク」と言うと「危険」という単語を連想しがちです。
ある程度お金の知識がある人は、「リスク」は「不確実性」と捉えます。
自分が投資をする時に、どの程度まで不確実性を許容できるのか。
つまり、投資した金額に対してどの程度の損失まで耐えられるのか。
ということだとおもいます。
「リスクを取らないことが最大のリスク」
と言われますが、お金に対しても当てはまるとおもいます。
全財産をアメリカ株式に突っ込む。
退職金を怪しげな金融商品に突っ込む。
なんてギャンブルは避けるべきですが、
ある程度のリスクを取って投資を行うことは大切です。
「1円でも資産が減るのは耐えられない」
という方は、元本保証型の投資商品をお勧めします。
多少余裕資金が貯まったので、少額でも可能な投資を行ってみたい。
という方は、積み立てインデックス投資などの分散型長期投資を
お勧めします。
まとめ
・支出に関しては、「消費」「浪費」「投資」の区別をつける。
浪費を極力減らして、投信にお金をまわす習慣をつける。
・安さにこだわりすぎて、本質を見失わないようにする。
時給換算したときに、かけた時間に対して本当に得なのか考える。
・お金に関する最低限の知識を身に付けて損をしないようにする。
・お金に対してポジティブなイメージを持つ。
お金はポジティブな人に集まる。
・お金に対して適切なリスクを取る。
リスクは「危険」ではなく、自分が許容できる損失範囲。
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