「生活防衛資金」というと、あなたはどんなイメージを持ちますか?
生活防衛資金とは、読んで字のごとく、
会社が倒産したり急に病気やケガで働けなくなった際の、
生活を防衛するお金です。
最近は、貯金ゼロの人が増えているようですが、
ある程度の生活防衛資金は貯めておいた方が絶対良いです。
私自身も生活防衛資金があったおかげで、助かった経験があります。
今回は、生活防衛資金について、まとめてみました。
参考にしてくれると嬉しいです。
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なぜ生活防衛資金を貯める必要があるのか
生活防衛資金?
なんか大げさなんじゃないの。
と思う方も多いかもしれませんが、
ここ数年を振り替えると、予測もつかない自然災害や経済変動が
頻繁に起こっていませんか。
直近だとコロナウィルスによる経済打撃や、少し前だと2019年9月に関東に上陸した
大型台風などがそうです。
普通に暮らしていても、失業や入院するリスクは以前よりも高まっています。
失業保険や生命保険があれば、ある程度のカバーはできますが、
支給されるまでに時間がかかったり、長期化した場合は
カバーできない可能性があります。
そんな時に生活防衛資金があれば、当面の暮らしは継続できますし、
落ち着いて就職活動や治療・休養をすることが可能です。
日々の暮らしを維持するだけの自転車操業状態から、
まさかの時の備えができている状態とでは、雲泥の差があります。
生活防衛資金の目安
リベ大の両学長によると、生活防衛資金の目安は、
会社員なら生活費6ヶ月。自営業なら生活費1年分。
とアドバイスしています。
自分の生活レベルにもよりますが、
個人的には1年分くらいの生活防衛資金があれば、
なんとかなると考えています。
給料振込用の銀行口座だと、ついつい使ってしまうので、
生活防衛資金用の別口座を作るか、定期預金口座に
預けておくと良いでしょう。
生活防衛資金で助かった話
私自身も生活防衛資金を貯めておいたおかげで、
ずいぶん助かった経験があります。
30代前半~40代前半は、ブラック系IT企業に勤めていました。
仕事はかなりハードで、最盛期は毎日終電が基本。
週に1~2回は徹夜という状況でした。
前職に比べて、年収は100万円以上増えたのですが、
お金と健康を天秤にかけているような状況でした。
入社当初は景気が良かったのですが、
リーマンショックなどの影響もあり、働いても成果が上がらない状況が続いていました。
悪いことに、パワハラ気味の上司がいる部署に配属されたり
難易度の高い仕事を任されたりで、かなり肉艇的・精神的に追い込まれていました。
結果的に、メンタルを壊してしまい1年ほど休職することになりました。
休職中は会社から傷病手当は出るのですが、自分の場合は通常の7割程度でした。
私の場合は休職した時点で、3年くらいは働かずに暮らしていけるだけの
生活防衛資金があったので、かなり精神的に救われました。
まとめ
・最近は自然災害・経済変動などが頻繁に起こるので、
生活防衛資金を貯めておくことの重要性が高まっている。
・生活防衛資金の目安は生活費6ヶ月~1年分程度が目安。
・病気などで休職した際は、傷病手当が支給される場合があるが、
普通は給料の全額分ではないので、注意が必要。
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